診療内容
一般皮膚科
たこ・うおのめ
うおのめとは? うおのめとは、角質が部分的に分厚くなって、淡い黄色の半透明の芯をつくる病気です。 うおのめの部分が圧迫されると、痛みがでます。 足の薬指と小指の間、足の指の先端、足の裏の外周に近い部分、足の指の関節部分などによくできます。
たことは? たことは角質が部分的に分厚くなり、淡い黄色で半透明、やや楕円形の硬い病変をつくる疾患です。 うおのめと違って、芯がないため、あまり痛くありません。 手のひらや足の裏によくできます。
原因は? ・足の形に合わない靴を履くこと。 ・底が柔らかすぎる靴を履いていること。
区別が必要な病気 うおのめは、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)とよく似ていることがあります。
治療法 ・硬く食い込んでいる部分をメス、眼科用のハサミ(眼科剪刀)、ニッパー、コーンカッター、ドリルなどで削って痛みを除去します。 ・液体窒素で冷凍凝固処置を行うことも有効です。 ・軽症の場合は、うおのめを除去する貼り薬も有効です。 ・再発予防に、サリチル酸ワセリンを外用します。 ・靴が原因の場合は、合わない靴を履かないようにします。 ・足の形にあった、底のしっかりした靴を選んで履くようにします。 ・ハイヒールは魚の目にはあまり良い影響を与えません。 ・骨や関節の異常が心配な方は、整形外科を受診します。