診療内容
形成外科
皮膚腫瘍(ほくろ、粉瘤など)
皮膚腫瘍の手術について
- ●皮膚にできた腫瘍を、局所麻酔下に除去します。
- ●脂肪腫の場合、1~3cmと傷が最小限になるように切開し、除去します。
- ●粉瘤の場合、1~5mm程度の傷口から粉瘤を除去します。
- ●炎症性粉瘤についても、同様に除去が可能です。
- ●石灰化上皮腫、軟性線維腫、ほくろなども形成外科的な視点で傷あとが目立ちにくい手法で切除します。
- ●手術翌日からシャワーできます。
- ●手術後、約一週間で抜糸となります。
基本的な治療の流れ
①診察日
まずは診療時間内に受診してください。医師が診察し、治療方針について相談します。
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受診当日、血液検査、術前の説明を行います。当日に手術が可能であれば、そのまま手術となります。当日の予約がいっぱいであるときは、後日の予約をお取りします。
②手術日
患部の写真を撮影し、消毒します。
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手術は局所麻酔で行います。少しちくっとします。
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腫瘍を切除します。
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血がとまったか、しっかり確認を行います。電気メスで血を止めます。
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創部を糸で縫い合わせます。抜糸した後、傷が広がらないように必ず真皮縫合を行っています(眼瞼、足底、頭部など真皮縫合が不要な場所を除く)。
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これで手術終了です。ガーゼで傷を保護します。
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傷の手当ての説明を行います。
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お会計の後、帰宅いただきます。
③経過観察日
手術の翌日、傷の経過を見せにきていただきます。
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経過に問題なければ、次回の受診日は抜糸の日となります。
④抜糸の日
抜糸を行う日に病理検査結果が出ていなければ、後日再度受診していただきます。
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傷をさらに綺麗に治すために、テーピングの方法を指導いたします。
Q&A
Q. 料金はいくらですか?
A. 3割負担の方で、10000円~15000円程度になります。
Q. 痛みに弱いのですが?
A. 麻酔の注射のときだけ、数十秒間だけ痛みを感じますが、手術中は痛みはありません。手術後も我慢できる程度の痛みがありますが、翌日には大丈夫でしょう。
Q. 術後の生活は?
A. 抜糸まで運動、温泉、プールを避けてください。お酒は術後2~3日禁止です。